2022.10.17

升水 信一郎さん

卒業後、海外で活躍

現在:カンボジア プロキャストランゲージセンター勤務
長年のホテル勤務の後、一年発起して退職、上京→アルファに入学。卒業後に海外へ。

受講生と卒業生の声 アルファ国際学院の ”ここが良かった”

以前の勤務先で、現場の外国人就業者の増加に日本語教育の必要性を実感。一念発起し仕事を辞め上京し、集中的に通えば短期での資格所得も可能で、海外へのパイプも多いアルファに入学しました。卒業前には就職先も決まり、卒業後即カンボジアへ。カンボジアには、アルファの先輩講師がいたので、スムーズに慣れることができました。現在は技能実習生の送り出し前の教育を行っています。カンボジアは政治的なこともあり全体的に教育水準が低く、一筋縄にはいかない部分もあるので、試行錯誤しながら、少しでもカンボジア人にあった指導法を探求する毎日です。
2022.10.17

西村 亜実さん

卒業後、海外で活躍

現在:ベトナム送り出し機関で勤務
海外で働くという夢を模索しながら、いくつかの職を経験し、日本語教師という仕事に辿り着く

受講生と卒業生の声 アルファ国際学院の ”ここが良かった”

昔から海外で仕事をすることを夢見ていました。しかし、特別スキルもなく、どうしたら海外に行けるのか悩んでいたときに、日本語教師という仕事があることを知りました。国語も苦手な私にとって、無理かなって思っていましたが、日本語を教えることと国語を勉強をすることは違うということを知り、チャレンジしました。勉強が苦手な私でも、先生やスタッフの方が親切に励ましてくれたので、最後まで頑張ることができました。今は、ベトナムの送り出し機関で、日本に行く学生達に会話を中心に日本語を教えています。海外で働く夢を実現でき、充実した毎日です。
2022.10.17

山本 克彦さん

卒業後、国内で活躍

現在:アルファ国際学院非常勤講師
旅行会社で定年を迎え第二の人生を考えて64歳のときに日本語教師を目指し入学。

受講生と卒業生の声 アルファ国際学院の ”ここが良かった”

80歳を迎え、早いもので、日本語を教えて16年がたちます。こんな面白い仕事に巡り合えて本当に幸せな人生だなと感慨深い今日この頃です。日本語教師の醍醐味は何といってもいろんな国の方を教えることができることです。自分が行ったこともない国でも生徒からその国の文化を教えてもらうことができ、いつまでもわくわくできる仕事ですね。健康であれば、何歳でもできる仕事なので、健康管理をしながら一日でも長く教えられるように頑張っています。シニアの方、日本語教師は本当にいい仕事ですよ。
2022.10.17

須黒 貴美子さん

卒業後、国内で活躍

現在:東京ワールド日本語学校教務主任
会社員を経験後、日本語教師に。今年7月出産、現在は子育てと仕事の両立の日々。現在 東京ワールド日本語学校教務主任

受講生と卒業生の声 アルファ国際学院の ”ここが良かった”

東京ワールド日本語学校の教務主任として毎日駆けずり回っています。現在は授業だけでなく、採用から新人教師の育成も担当しています。アルファの卒業生は、他の学校の卒業生と比べても実習が多い分、直ぐ教壇に立つことができる人が多いので、採用する立場としては助かっています。日本語教師は女性が活躍できる仕事ですし、子育てしながらでもできる仕事です。わたしも子どもが生まれたのですが、すぐ職場復帰して頑張っています。卒業後は、東京ワールドで一緒にお仕事できるのを楽しみにしています。
2022.10.17

ブルジュ 砂央里さん

子育てと勉強の両立

現在:主婦
フランス人の夫を持ち、1児の母。子どもが保育園に通い始めたのを機に、自分自身のキャリアアップのためにアルファへの通学を開始。子育てと両立しながら日本語教師を目指す。

受講生と卒業生の声 アルファ国際学院の ”ここが良かった”

夫がフランス人ということもあり、日本語教師という仕事は昔から興味がありました。現在子どもが2歳となり、保育園に通い始めたのを機に自分の時間が取れるようになったので、受講を決めました。5か月で座学を修了し、現在教育実習が40時間を超えました。当初の予定通り、7か月での修了が見えてきました。授業は先生方が分かりやすく教えてくださいますし、授業のお話自体が楽しいので、あっという間に過ぎていった感じです。実習は、これまで3クラスくらいを担当していますが、初級から中級までいろいろなクラスを教えています。レベルにより教え方や準備も変わるので、工夫するのに大変ですが、準備をした分生徒さんも喜んでくれるので、うまく授業ができたときの達成感は今までの仕事では味わえなかった喜びがあります。入学当時から修了後の進路として海外就職も相談にのってもらっていたのですが、二人目を妊娠したこともあり、とりあえずは日本で非常勤から始めようと思っています。子供がいても働き方を選べるとのことなので、最初は少しずつ始めながら、徐々に時間を増やしていこうと考えています。
2022.10.17

村山 由紀子さん

仕事をしながら日本語教師を目指す

現在:仕事をしながら日本語教師を目指す
大学卒業後、企業に事務職として就職。会社勤めの傍ら、学生時代に始めたスケートボードは今も続け、世界大会に出場の経験も。仕事にも勉強にも趣味にも、精一杯取り組んでいます。

受講生と卒業生の声 アルファ国際学院の ”ここが良かった”

今、営業事務をしながら通学していますが、30代半ばを迎えて将来を考えたときに、このままで大丈夫かという疑問と焦りを抱くようになりました。そしていつしか「何か手に職をつけたい」という思いになりました。いろいろな習い事を考えましたが、将来にわたり長く活躍できそうな仕事として、日本語教師を目指すことに決めました。学校選びでは「仕事をしながら通える学校」という条件で探し、単位取得制で夜間も土日も授業があるアルファなら自分でも通えると思い決めました。自分の予定に合わせながら通学できるので、授業は問題なく取れているのですが、課題も意外とあるので仕事をしながら通うのは、時々心が折れそうになることもあります。でも、同じように仕事をしながら通っているクラスメートと自然と励まし合いながら頑張っている日々です。これからいよいよ教育実習に入るのでドキドキしていますが、授業見学を重ねるうちに授業のイメージが徐々にできてきているので、少しでも学習者のためになれるように準備をして授業に挑みたいと思っています。
2022.10.17

金岡 享子さん

年齢に関係なく自分が求める限り、道は開ける

現在:定年退職後、あこがれの道へ
定年退職後を見据えて、あこがれの日本語教師の道へ挑戦。

受講生と卒業生の声 アルファ国際学院の ”ここが良かった”

理論通信のビデオ聴講は、自分のペースで、しかもくり返し学習できるので、まったく初めてでも安心してスタートできました。


課目ごとの確認テストをクリアーすると単位が積み上がっていくので、それが励みとなってモチベーションが続いたように思います。


一方、通学課目は、私にとってかなり本腰を入れて取り組まなければなりませんでした。教案の書き方、授業の進め方、教え方の技術、これらは実践で経験を積むしか身につきません。


やさしい日本語を駆使して日本語を教えるという直接法の技術は、最初はなかなか要領を得ず、何度もアドバイスを受けながら苦心したことで理解につながりました。

また、日本語学校での教育実習やオンライン授業のレッスンなど、未知の経験に不安と緊張の中、どんなことも相談できる環境にあったことはすごくありがたかったです。

私は定年後、日本語教師への憧れだけで飛び込んだアルファ国際学院でしたが、無事終了できて改めて思うことは、年齢に関係なく、自分が求める限り、その学習意欲に必ず応えてくれたということです。

この一年余り、たくさんの経験と学びを得て、自分の新しい世界と可能性を手にすることができました。
2022.10.17

丹羽 陽子さん

人生あきらめちゃいけない、一生勉強です

現在、マレーシア在住の丹羽さん。海外在住ながら、約7か月間で見事に理論通信(通信通学併用)コースを修了。

受講生と卒業生の声 アルファ国際学院の ”ここが良かった”

―――アルファを修了されて、今のお気持ちは?
さわやかです。やった!という達成感でいっぱいです。

―――どうして日本語教師を目指されましたか?
専門学校で英語の講師をしていたことがあるんですが、その頃切実に、この子たちが英語を習うのは、私よりも、絶対に英語nativeの先生の方がいいだろうと感じていました。じゃあ私は何がやれるのだろう、と。私は日本語nativeなのだから日本語教師だろうと、その思いが頭の片隅にいつもありました。のち、オーストラリア、イギリス、アメリカなど海外を渡り歩く生活の中で日本語を教えてくれと言われる機会も増えて。そんな中、子育ての失敗をしてから考えるようになったんです。

―――子育ての失敗とは?
子どもが3人いるんですが、みんな日本人なのに、殆ど英語しか話せない子供になってしまったんです。

―――海外生活の中で育てられたお子様だったからですね。
そうなんです。それで、この子たちにこれからどうやって日本語を覚えてもらおう、と思っていたんですが、そんな矢先、一番下の息子が日本で日本語を勉強し始めました。ゼロから日本語の勉強をがんばっている姿を見て、私は何をするのか?と真剣に考え、「日本語教師になる」という決意を胸に固めました。

―――アルファ国際学院を選ばれたポイントは。
通信があったということがまず第一です。海外在住でも学べるということは大事なポイントでした。もうひとつは、実は私、一度他の養成講座で少し学んだことがあったんですが、その時、あまりのクラス人数の多さにショックを受け、失敗したと思って受講をやめた経験があるんです。ですから、少人数授業、個別ケアが受けられるというのも大事なポイントでした。説明会でスタッフの方に丁寧に話を聞いてもらい、ここなら大丈夫と即決しました。

―――入学されてから、どのように学習を進められましたか?
通学のスケジュールを確認し、まずは、通学までにビデオコンテンツの理論科目を全部終わらせる、と決めました。そこから、全部終わるためには、どのくらいのペースでビデオを見ていけばいいのかを細かく計算しました。それこそ、ひとつの科目に何本ビデオがあって、何分くらいなのか、何日までにどれだけ見なくてはいけないのか、すべて計算しました。確認テストの受験も、今度日本へ行った時にはこれと、これと、これを受ける、と計画しました。

―――計画は実行できましたか。
それはもう必死でしたよ。どこへ行ってもビデオを見ていました。ジムへ行っても見てる、料理中も、ご飯の時も見てる、買い物中も見てる、そんな感じでした。見ていて、「これは書き取っておきたいな」というものがあった時は、家へ帰ってもう一度ビデオを再生して書き留めたりしました。海外にいましたから、一度決めた通学のスケジュール(一時帰国のスケジュール)を簡単に変えることはできません。簡単には変えられないという制限があったからこそ、メリハリが出て必死でやれたんだと思います。

―――主にスマホでご覧になっていたんですか。
スマホかiPadですね。

―――講座全体の学習の中で、いちばん苦労されたことはどんなことでしょう?
いちばん大変だったのは「文型抜出」(※1)ですね。つらかったですが、必死に作りました。

※1 文型抜出 講座の中で課させるアルファ名物の課題レポート

―――どのように作られましたか?
私は、ビデオを見ながら同時進行で作りました。iPadでビデオを見ながら、PCで抜出を作る、というやり方です。

―――逆に、楽しかったこと、面白かったことなどはございますか?
通学授業でクラスメイトに出会えて、いろんなことが共有できたのは楽しかったですね。同じ志を持つ仲間同士、今でもつながっていられる友人になりました。もうひとつ、大きかったのは教育実習です。実際の日本語教育現場へ入って、日本語教師として活躍されている先生方に出会えたこと、そして、外国人に日本語授業ができたのはとても貴重な経験で、自信にもつながりました。

―――教育実習で印象に残っている出来事などは。
N3(※2)レベルの学習者に授業をしていた時、一生懸命文法の説明をしていたんですが、なかなか理解してもらえなかった時がありました。その時、学生の方から「先生、この文型の例文を言ってください。」と言われたんです。それで、2つ3つその場で一生懸命例文を作って言ったら、その学生が、「あ、わかりました。」と言ってくれました。その時、「ああ、理解してもらうのが難しい時は、こうやってその文型を使う例文を出してあげたら、彼らは自分の頭で、それまでの学習と照らし合わせて考え、理解してくれるんだ。」と思いました。学生から教わった瞬間ですね。
※2 N3 日本語能力試験(JLPT)の5段階ある合格レベルの1つ。N3は中級レベル。 

―――実践の授業で講師の先生から一番よく言われる、「例文提示」の重要性を、身を以て学ばれたわけですね。
そうですね。学生から教わることばかりでした。教育実習をやらなければとても現場に出ることはできなかったなぁと思います。

―――アルファ国際学院で勉強されて、ご自身の中で変わったことなどはございますか。
日本語が話せず苦労している息子が、私が資格をとったことで、「お母さん、日本語教えて」と言ってくれました。これは本当にうれしかったです。私が一番やりたかったことでしたから。息子は現在大学2年生ですが、卒業するまでにN2(※3)がとれるぐらいになれればと思っています。
もうひとつは、語学学習に関する価値観がまったく変わりましたね。語学の学習って、こうやってきちんとシステマチックに勉強すれば、こんなにも身に着くものなんだと思いました。教育実習の時、日本語学校に入学してまだ1年にも満たない学生が、ちゃんと漢字や文法、聴解、会話などができているのを見て本当に驚き、感激しました。日本人が何年もかけて英語を勉強してもなかなか身につかないのとは対照的に、語学の学習というものは、どのように学習するのかによってこんなにも違うものなのかと。
※3 N2 日本語能力試験(JLPT)で中上級レベル

―――理論科目の「教授法」につながっていくお話ですね。第二言語習得はどういった形であるべきなのか。
そうですね。あと、私の人生という点では、長年やろうかやるまいかと考えてきたことを決断して始めて、きちんと修了できたことで、じゃあ次は何をしよう、という目標がどんどん生まれてきました。次なる世界が開けてきた、そんな感慨があります。この年になっても、次から次へと学べる事の楽しさを知りました。人生あきらめちゃいけない、って思います。一生勉強だなと。

―――これで晴れて420時間総合講座修了となったわけですが、丹羽さんの今後の展望を教えてください。
私は基本商売人なので、これからマレーシアに帰って、日本語教育機関を立ち上げたり、オンライン学習コンテンツを展開していったり、日本語教育を軸にした、日本語だけにとどまらないビジネス展開をしたいと考えています。

―――それは楽しみですね。マレーシアに丹羽さんの学校ができる日も近そうです(笑)。それでは最後に、これから日本語教師養成講座の受講を考えている方、日本語教育業界を目指す方にメッセージをお願いいたします。
迷わずにやってください!考えている時間が無駄です!考えている間に卒業できます!でしょうか(笑)

―――力強いお言葉をありがとうございます!今日は本当にありがとうございました。
ありがとうございます!!
2022.10.17

石原 亜季さん

どんなレベル・目的の学習者にも対応できる日本語教師に

前職の経験も活かしながら、日本語教師として活躍中。

受講生と卒業生の声 アルファ国際学院の ”ここが良かった”

―――アルファを修了された、今の率直なお気持ちをお聞かせください。


無事に終われてうれしいです!

―――どうして日本語教師を目指されましたか?


高校で教員をやっていたことがあるんですが、その時に留学生とも関りがありました。彼らと接するうちに、だんだん日本語教育をしたいなという思いが生まれ始めました。高校教員の仕事自体は産休の先生の代わりに入っていた臨時教員だったので、契約が終わった段階でもう、日本語教師になるために養成講座に通うことを決めていました。ただ、生活もあって、働かずに養成講座だけに通うということはできなかったので、塾の講師をしながら養成講座に通う、という道を選びました。

―――アルファ国際学院を選ばれたポイントは。


働きながらなので、あまり通学はできないという前提がありました。アルファさんの講座だったら、ある程度自宅で学べる部分があって、通学する日数も少なくて済むので、資格取得しやすいかなと思いました。

―――他の講座も検討されましたか?


はい。もうひとつ別の講座の説明会も行きましたが、大変規模が大きかったです。アルファさんの方が少人数で、手厚く指導してもらえるかなと思い、決めました。

―――入学されてから、どのように学習を進められましたか?


とにかくまあ、空いている時間にひたすらビデオを視聴して・・・・みたいな。

―――無計画に、ですか(笑)?その割には視聴スピードが早かった気がします(笑)。


いえいえ、通学が始まる時などは、全然ビデオを見られていませんでした。とりあえず来た、みたいな。全然知識がない状態で参加しちゃって、ちょっと自分でも大丈夫かなと思いました(笑)。

―――何とかなりましたか?講義で先生の仰っていることが全然わからない、などあったのでは(笑)?


全然、ということはなかったですが、やっぱりちょっと、他のクラスメイトに比べて自分の知識が足りないということは痛感しましたね。「そういえばあの時ビデオでこう言ってた」みたいな会話がクラス内でなされると、「あ、そうなんだ、あたし見てないや、やばいな・・・・」と思ったりしていました(笑)。

―――講座全体の学習の中で、いちばん苦労されたことはどんなことでしょう?


通学の模擬授業ですね。教案作って、いろいろ準備して、という一連のものが・・・・

―――教育実習よりも大変でしたか。


そうですね、教育実習で実際に外国人に教えるよりも、日本人のクラスメイトと先生相手にやる模擬授業の方が、緊張しました。

―――ジャッジされる、という状況ですしね。逆に、楽しかったこと、面白かったことなどはございますか?


通学授業で先生に色々教えていただいたり、クラスメイトの模擬授業を見たりするのは楽しかったです。特に、他の方の模擬授業はとても新鮮でした。やる人によって全然ちがいましたから。本当にきちんとまじめに授業を作る方もいれば、色々レアリア(※)持ってきて楽しい授業を作る方もいて、個性が出るなぁと感じました。

(※)レアリア 教材に使う実物のこと。

―――ご自身でやられたときはいかがでしたか?


初めての時が大変でした。模擬授業をやることはわかっていたんですけど、日本語の授業ってどうやってやるのか全然イメージできなくて。てっきり、先生がデモ授業のようなものをやってくださると思っていたんです。そしたら、そういうのが全然なくて、はいじゃあ、来週やってください!みたいな。えー!?と。

―――そうですね。教案の書き方や授業の進め方についての教授はありますが、デモ授業はないですね。「これが正しい」というような誤解を起こさせないためですね。日本語授業のありかたに正解はありませんから。でも、初めて取り組む時は苦労しますよね、なかなかの荒療治で(笑)。


本当に。でも、何回か模擬授業をやっていく中で、だんだん慣れてはいきました。

―――オンラインでの理論科目の学習は、どのようなやり方をされていましたか?


視聴する時は「整理ノート」に書き込みしたり、メモをとったりしながら見ていました。テストは「ドリル」を2-3回やって臨む、という形でやっていましたね。

―――理論科目で印象に残っている科目などはありますか。


印象に残っているのは『音声』です。内容がむずかしかったです。でも、とても興味深く面白かったのと、先生がすごく個性的で、楽しく勉強できました(笑)

―――アルファの名物講師、水野先生ですね(笑)。


はい、よく言えば個性的(笑)。音声は、むずかしいけど、今後日本語教師をやっていくには重要な科目であることはとてもよくわかりました。

―――教育実習で印象に残っている出来事などは。


実際の日本語教師の先生の授業を見られたのが、本当に勉強になりました。自分が思っていた以上に、授業では先生と学生のやりとりが多く、互いにコミュニケーションをとり合いながら進められているのを見て、自分もこういう授業ができるようになりたいと強く思いました。大変なこともありましたが、実際に学生とコミュニケーションをとれることはとても楽しく、モチベーション維持につながりました。

―――アルファ国際学院で勉強されて、ご自身の中で変わったことなどはございますか。


日本語に対しての意識ががらりと変わりました。普段の何気ない日常の中でも、「この言葉を外国人に教えるにはどうしたらいいのかな」とふっと考えたりするようなことも増えましたね。

―――就職も決まり、これからいよいよ日本語教師としてデビューされるわけですが、どんな日本語教師になりたいですか。


日本語や日本の文化をしっかりと、楽しく伝えられるような教師に、そして、どんなレベルの、どんな目的の学習者であっても対応できる教師になりたいと思っています。

―――最後に、これから日本語教師養成講座の受講を考えている方、日本語教育業界を目指す方にメッセージをお願いいたします。


420時間修了するためには、時間も労力もお金も使いますが、それだけ得るものも大きいです。日本語教師を目指す人には、ぜひチャレンジしてほしいなと思います。

―――すてきなお言葉をありがとうございます!ご卒業、本当におめでとうございます!新しい職場でどうぞがんばってくださいね!


ありがとうございます!
2022.10.17

土居 由美子さん

外国ルーツの子どもたちや保護者との出会いがきっかけで、日本語教師を目指す

中学校英語教師を定年の1年前に退職。 セカンドキャリアとして日本語教師をめざし、 アルファに入学。21年3月理論通信講座修了。

受講生と卒業生の声 アルファ国際学院の ”ここが良かった”

定年が近づくにつれて、自分の次のステージについて考えるようになりました。教師生活の中での外国ルーツの子どもたちや保護者との出会いなどから、せっかく御縁があって来日した人たちに「日本で生活してよかった」と思ってもらえるお手伝いができる仕事として、日本語教師をめざす決心をしました。

11月の実践講座のスタートに間に合わせるため、7月からのビデオの視聴は計画をたてて集中して行いました。講師の先生方の個性あふれる興味深い授業や、視聴した結果が数値化されていくこと、アバターの着替えなど意欲を持続させる工夫のおかげで完走することができました。

実践講座は、片道2時間半の遠距離通学になる私には、かなり覚悟のいるものでした。家族の応援を得て、週2回から3回、博多に通学しました。ハードな5ヶ月間でしたが、教案の書き方や授業の進め方、語彙コントロールの仕方や留学生との教育実習など、対面でなければ習得できないものをたくさん学ばせていただきました。

アルファ国際学院がくれた、同じ日本語教師をめざす仲間や温かく真摯に向き合ってくださった先生方との出会いを糧に、これからも頑張っていきたいと思います。