アルファから世界へ! あなたらしい日本語教師を目指そう!

日本語教師の魅力

日本語教師とは

 日本語教師の仕事とは、その名の通り外国人の方に日本語を教える仕事です。よく日本語教師の仕事を翻訳者や通訳者のように外国語ができる人でないとできない仕事だと思っている人がいるようですが、日本語教師は、日本語を日本語を使って教えるケースが多いので、必ずしも外国語ができる必要というのはありません。日本語を日本語を使って教える方法を『直接(説)法』と呼びます。この指導法を身に付けるためには、しっかりとした指導法の理論と繰り返しの実地訓練が必要になってくるのです。加えて語学を教えるというのは、そんなに簡単ではありません。語学(言語)には基本4技能というのがあります。それが、「聞く」「話す」「読む」「書く」です。単に会話だけ教えればよいのか、読み書きだけ教えればよいのかというと、そうではなく、総合的に教えていく必要があるわけです。
 その中でも特に日本語の場合、読み書きは他の言語と比べると難解です。その理由として日本語は、『ひらがな』『カタカナ』『漢字』と3つの種類の文字を使い分ける特殊な言語だからです。例えば、英語はアルファベットの組み合わせですから、基本的に26文字ですからA~Zまで勉強すれば文字の学習はひと段落付きます。でも、日本語の場合は、ひらがなを覚えたと思ったら、カタカナを覚えなければならず、それで文字の学習が終わったと思ったら漢字が出てくるわけです。これは外国人の方にするとかなり厄介ですね。『漢字』というのは、『ひらがな』や『カタカナ』のような音を表す『表音文字』ではなく、意味を表す『表意文字』です。このように、表意文字と表音文字を組み合わせて言語運用を行っている言語はそんなに多くありません。でも、この漢字がないと日本語は本当に読みにくい言語となります。それは、日本語は音が少ない言語だからであり、同音異義語が多いからに他なりません。また日本人は話すときよく主語を省略します。そういう意味では、英語のように基本5文型というように文型を教えることがなかなかできないという側面もあります。
 これらのことから考えると、日本語教師として日本語の4技能を外国人の方に教えるためには、文法・音声・教授法・言語の知識等、身に付けなければならないことは多岐に渡るといえます。言語教育のプロフェッショナルとして、限られた時間でいかに効率よく学習者に日本語という言語を教えるかというのが、日本語教師には求められるわけです。
 でも、日本語教師にとって一番大切なことは、いかに楽しく日本語を外国人の方に教えていくことだということを忘れないで欲しいなと思っています。外国語を身に付けるということは、本当に素晴らしいことです。言語を一つ身に付けることで、色んな人と分かり合えることが増えるわけです。価値観を広げることに繋がるわけです。日本語教師という仕事はそうした役割を担うことができる仕事だということです。挨拶一つだけでも覚えるだけで、みんな笑顔になったりするわけです。もちろん言葉だけが人間のコミュニケーションのツールではありません。言葉はコミュニケーションのツールの一つです。言葉がなくたって分かりあえることだってあります。でも、言葉ができることでその可能性が広がることがあることも間違いありません。人と人を繋げる役割が言葉にはあると思います。そして日本語教師という仕事は人と人を繋げていくことができる魅力的な仕事なんだと考えています。

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