博多校ブログ

博多校

2020年7月28日

語彙コントロール

アルファ国際学院の講座では直接法(日本語だけを使って日本語を教える方法)での日本語指導法を学びます。
そこで大切になってくるのが「語彙コントロール」という技術です。聞いたことありますか?

語彙コントロールとは、学習者が知っている文法・語彙のみで話す方法です。
そのため、学習者がどの段階でどんな文法や語彙を勉強するのか頭に入れておく必要があります。

大変そう…と心配になるかもしれませんが、大丈夫です!

アルファ国際学院では、修了要件の提出物課題の1つとして、「文型抜出」というレポートを提出頂くことになっています。
この「文型抜出」を作成することで、学習者がどの段階で何を習うのか、把握できるようになります。

語彙コントロールに慣れないうちは、未習文法や未習語彙を使って話してしまうことも多く、ちょっぴり頭を使います。
しかし、日本語を教えていくうちに、身に着けていけるものなのでご安心くださいね。

また、語彙コントロールと同様に大切になってくるのが、瞬時に察する力です。

こちらの言葉、何のことかわかりますか。
実際に学習者との会話の中で出てきた表現です。

①「もう一度のテストがありますから、勉強しなければなりません。」
②「首の中が痛いですから、病院へ行きたいです。」
③「道に口の中の水を捨てないでください。」
④「1ヶ月の切符はどこで買うことができますか。」
⑤「先生、今度の赤い日は何をしますか。」
⑥「おじいさんは箱の中で寝ています。」
⑦「気持ちが割れました。悲しいです。」

簡単な言い換えもありますし、「何のこと!?」と一瞬戸惑うものもありますね。
正解はこちらです。

①「再試がありますから、勉強しなければなりません。」
②「喉が痛いですから、病院へ行きたいです。」
③「道に唾を吐かないでください。」
④「1ヶ月定期はどこで買うことができますか。」
⑤「先生、今度の祝日は何をしますか。」
⑥「祖父は棺の中です。(=他界しました。)」
⑦「失恋しました。悲しいです。」

学習者は自分たちが知っている言葉の中でどうにか伝えようと工夫して話してくれます。
教師側は学習者との会話の中から語彙コントロールを学ぶこともあります。
どんな表現で伝えてくれるのか、会話をするのが楽しくなりますね。

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