大阪本校ブログ
大阪本校
2020年7月29日
AIの進歩をうけ、自動翻訳機の精度向上には目を見張るものがあります。
最近、中国のアイフライテックという企業が日本語に対応した翻訳機を発売しました。
日本経済新聞(2020年7月23日朝刊)
日本語で翻訳機に話しかけると0.5秒以内に英語や中国語に翻訳され、合成音声が自動で発音してくれるそうです。
至れり尽くせりですね。
特定分野に限ると非常に精度の高い自動翻訳もたくさん出てきて、日常生活の中で普通に目にすることも増えています。
(Google翻訳などもその例です。)
一方で、自動翻訳ならでは誤訳や違和感などは、実際に使った人の間ではまだまだ残ってしまう現状もあります。
どこまで自然な形でコミュニケーションが取れるよう進化していくのか、楽しみですね。
ただ、このような翻訳機ができたとしたら、もう語学を習得する努力などは必要なくなるのでしょうか。
そこには、「何のために語学を習得するのか」という目的が大きく関係してくるように思います。
表面上のコミュニケーションだけではなく、その国の文化、慣習(習慣)、風俗など、併せて学んで初めてその国の人たちとの意思疎通が図れるという事実は決して変わることはないでしょう。
どれだけコンピュータが発達しても、九九の重要性が変わらないのと同じですね。
個性を活かした日本語教師をめざして、今日もまた、養成講座の学習を進めていきましょう!
アルファ国際学院