大阪本校ブログ
大阪本校
2020年6月17日
ある一定年齢以上の日本人にとっては、普通に馴染みのある「肌色」という言葉。国際的に見ると、とてもセンシティブな表現になるか、何色を指しているのかは分かりません。
でも、日本語において「肌色」というと特定の色を指す時代が長く続きました。なぜこの表現が生まれたのかは容易に想像がつきますし、それをどのように外国人に説明するかは、まさに伝える人の腕次第。
良いも悪いも様々な角度から日本の文化、習慣を伝えることも日本語教師の大切な役割です。
あなたなら、どう伝えますか?
ちなみに、「肌色」そのものの色を指す言葉は日本語には存在せず、「うすだいだいいろ」が今は使われていますね。子供たちは自然と使っていますが、一昔前の大人は少し違和感あるかもしれません。
どこにも「肌色」はありません!
本当は緑なのに「青信号」と言ったり、言葉は本当に面白い!
アルファ国際学院