名古屋校ブログ
名古屋校
2022年3月4日
アルファ国際学院では420時間講座修了時に、「私の理想とする日本語教師像」というタイトルで小論文を書いていただきます。
日本語教師としての想いの原点がここに込められているように感じます。
いくつかの想いを抜粋して紹介します。
Aさん
学習者の人生に良い影響を与えられるような存在です。日本語学習者も日本語教師も数多くいる中で、生徒と教師の関係として出会えること自体が奇跡だと思います。だからこそ、私と関わったことで日本に興味を持ち、より日本のことを好きになってもらえるように努力したいです。
常に対等な立場で学習者の気持ちに寄り添い、様々な面でサポートできる教師でありたいです。また、日本の文化も伝えられるよう、自分自身が色々なところに足を運んで様々な経験をし、常に成長しアップグレードしていく教師でありたいです。
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Bさん
日本で働いている学習者の日本での滞在をより充実したものにする為には日本語の習得が最重要だと思います。来日前後の早い段階で日本語を話すことができ、自分の言葉がきちんと伝わるという経験をしておくことで、人や地域との関わり方や働きかけ方が大きく変わってくると思います。
私自身、留学中に言語に自信がなかったため、新しい環境に飛び込んだり、深く関係を持つことができなかったので、もっと頑張っていればという後悔もあります。
私自身の反省も活かし、フラットな関係性で、全てを受け入れ、彼らの背中を押せる先生になりたいです。その人らしさを大切に、考えや意見などを発言する機会を多く持つ授業を実施していきたいです。
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Cさん
長年、教育現場で仕事をしてきて感じたことは、生徒たちの学ぶ権利のことであった。日本人の子供たちはもちろんのことであるが、外国にルーツを持つ子供たちも同様の権利があるはずだ。しかし、言葉の壁が彼らの学びをストップしているという事実があるならば、私はまずそのハードルを少しでも低くすること、そして彼らが自由に自己表現できるようになるための手助けとして「日本語教師」のあり方を考えたいと思う。
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受講生の皆様の原点の想い、忘れることなく各方面でのご活躍を期待しています!
日本語教師養成講座
アルファ国際学院名古屋校