名古屋校ブログ
名古屋校
2022年1月29日
日本の高校で学ぶ、日本語を母語としない高校生が文化庁18年度調査で4,172人と、10年前に比べて2.7倍に増えています(コロナ禍においては伸びはほぼゼロですが)。
彼・彼女たちの高校生活を充実したものにできるかどうかの大きなカギが日本語力となりますが、中退率の高さ(17年度で9.6%、全体平均は1.3%)から有効な日本語教育のサポートを提供できていない、もしくはその仕組みが機能していないことがうかがえます。
先般(1/24)の中央教育審議会にて、21単位を超えない範囲で日本語学習の時間を「特別の教育課程」として高校ごとに設定できる方針が出されました。高校の教員免許を持つ教員と補助的に日本語教師資格保持者が教えられるようになります。
(朝日新聞 2022年1月25日朝刊 より)
日本で暮らす日本語を母語としない若者が一日も早く日本社会に溶け込めるようなサポートを、高校の教育現場で日本語教師がどんどん関わることが出来れば、そんなに嬉しいことはないですね。
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