名古屋校ブログ
名古屋校
2020年10月28日
長年にわたり、日本語教育はボランティアの方々のご好意とご尽力によって支えられてきました。
最新の調査(文化庁 令和元年度国内の日本語教育の概要)によると、46,411人(対前年 +4,805人)の方が国内で日本語教師として活動されています。
その内訳は
ボランティア 24,745人 53.3%
非常勤 15,031人 32.4%
常勤 6,635人 14.3%
となっています。
過半数の方々(53.3%)はボランティアとして日本語教育を支えてくれているというのが実態ですし、ボランティアとしてかかわっていただている方々には頭が下がる思いですし、これからも大事な役割を担い続けていただくことになることは間違いありません。
一方で、日本語教育の成果が目で見える形で現れ、日本語を使って社会に貢献する外国人の方々を増やしていくためには、有資格者がプロとして活躍できる場がもっともっと広がっていくことが求められます。
上記データには続きがあり、内訳別の増加人数は
ボランティア 1,702人 35.4%
非常勤 2,123人 44.2%
常勤 980人 20.4%
となっており、非常勤の伸び率が一番大きくなっています。非常勤で勤務実績を積んで、常勤職に就くことが多いため、非常勤の伸びはとても心強く思います。
日本語教師を目指している皆様、今年のコロナの影響で日本語教育界も大きな影響を受けていますが、コロナ後を見据え、今日もまた精進していきましょう!
日本語教師養成講座
アルファ国際学院名古屋校